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第1回ギークス投稿大賞受賞作品のご紹介



目次
第1回ギークス投稿大賞が開催されました
大賞作品
佳作作品
Baseball Geeks編集部より

第1回ギークス投稿大賞が開催されました

第1回目の開催となったギークス投稿大賞。
たくさんの作品の中から、ネクストベース主任研究員・神事努が選考をさせていただき、下記のとおり最優秀賞および各賞を決定いたしました。応募いただいた皆様に感謝申し上げます。

<審査員 神事努から受賞者へ>

この度は「第1回ギークス投稿大賞」にご応募くださいましてありがとうございました。
非常に興味深い内容の記事で、私自身審査という立場を忘れて没頭してしまいました。
昨今の野球におけるデータ分析の発展はめざましく、プレイヤーのパフォーマンス向上に大きく貢献しています。
「Player Development」という言葉に代表されるように、データやスポーツ科学によって明らかとなった事実が選手や指導者に還元されることを願ってBaseball Geeksを運営してきました。
今回の審査も、「選手や指導者のヒントとなる内容か」を優先して選ばせていただきました。
Baseball Geeksにとっても、刺激を与えてくれる作品になっていると思います。

大賞作品

大賞について

脚の速い左打者は、有利だ。と良く聞きますが、実際にはどうなのか?という考察です。実際は意外な結果となり、大変興味深いものとなっています。(Baseball Geeks編集部)

一塁に近いから左打者のほうが有利であるというのは正しいのだろうか?

図 一塁に近いから左打者のほうが有利であるというのは正しいのだろうか? より

湯澤優一 さん

大賞作品につきましては、以下のページからご覧頂けます。
「一塁に近いから左打者のほうが有利であるというのは正しいのだろうか?」

佳作作品

佳作について

佳作の方も大変興味深い内容でした。それぞれ様々な視点でデータを使い、従来の野球の考え方と違った新しい観点で野球を考察されています。(Baseball Geeks編集部)

東京六大学出身野手はプロで活躍できていない?~データで見るアマ野球~

東京六大学野球連盟は言わずと知れた日本トップクラスの大学野球リーグである。ドラフト1位指名選手も多く、なかでも近年は投手の活躍が目立つ。では一方で、東京六大学出身の野手はプロで活躍できていないのか。ここではRC27という指標を用いて確認する。
 RC27は「その選手のみで打線を構成した場合、1試合に何点取れるか」を表している。算出に際して盗塁や犠打などの要素を加味しており、タイプの異なる選手間でも比較しやすい指標である。このRC27を用いて大学通算成績とNPB通算成績の関係を確認した(図表)。NPB平均を上回っているのは青木、茂木、佐野、鳥谷、糸原の5選手で、つまりNPBでレギュラークラスの成績を残しているのは平均に僅差で及んでいない島内、上本を加えても7選手である。2003年以降のドラフトでプロ入りした野手57選手(集計対象外も含む)に対してレギュラークラスが7選手のみなので、全体としては「物足りない」活躍にとどまっていると言えるだろう。

宜野座パーラー さん

図 東京六大学出身野手はプロで活躍できていない?~データで見るアマ野球~ より

六大学野球で防御率を向上させるには何が必要か?

現在私は東京大学野球部に所属しており、学生コーチ兼データアナリストとしてチームが勝つためにさまざまな仕事に取り組んでおります。そこで今回は、弊部のピッチャーの成績を向上させることを目的とし、「六大学野球で防御率を向上させるには何が必要か?」というテーマで実際の六大学のデータをもとに仮説検証を行いました。
 その結果、与四死球と被安打では与四死球の方がより防御率に大きな影響を与えることがわかりました。本来与四死球と被安打は、打者が塁に出られるという点で野球のゲームにおいて同じ意味を持つはずです。むしろ安打は四死球と違い、一気に複数の進塁を獲得する場合もあるため、防御率との間により強い相関関係があってもおかしくないはずです。それにもかかわらず与四死球と防御率の相関の方が強かったのはなぜなのでしょうか。詳しくはこちらの記事をご覧ください!

齋藤周 さん

データで見る菊池雄星、 2019 年から 2020 年への進化

Namiki さん

Baseball Geeks編集部より

皆様からのたくさんのご応募誠にありがとうございました。

現在、野球は日々アップグレードされています。そして、SNSなどを含め多くの情報を目にすることが多くなってきています。その中で、私たちはデータやスポーツ科学などの客観的情報や事実に基づいて「野球をもっと面白くしたい」「正しいことをできるだけわかりやすくしたい」という思いで発信しております。
本企画を含め、今後も皆さん一緒に野球界を盛り上げていきましょう!!

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Baseball Geeks編集部