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野球のパフォーマンスとフィジカルの関係をデータで検証!【前編】



目次
勝つための科学
P野球のパフォーマンスとフィジカルの関係
P筋トレで得たパワーを野球の動作に活かす

勝つための科学

野球の世界にも科学が積極的に取り入れられ、勝つために利用されている。試合に注目すると、得られる数値・データは幅が広く、防御率や打率といった結果だけではなく、球速やバットのスイングスピードなど選手が発揮するパフォーマンスも測定することが可能である。
では、「球速の速い投手は勝率が高い」や「バットを速く振れる打者は打率が高い」というデータはどうだろうか。もちろん「野球は力が強ければ良い」という訳ではない。具体的な反例は「速球派の投手はコントロールが悪くて勝てない」や「バットを振り回す選手は打率が低い」などイメージしやすいのではないか。
参考:長いイニングを投げると乳酸は溜まる?投手の運動特性から考えるエネルギー代謝

勝てる投手=球速が速い?

では、先ほどの文章の主語・述語を入れ替えるとどうだろう-「勝てる投手は球速が速い」。また、主語・述語とも反対語にすると-「球速の遅い投手は勝率が低い」。いずれにせよ「軟投派でも勝率が高い投手はいる」と反対意見もありそうだ。
もう少し表現を限定して、HRとすればどうだろう。ボールを遠くに飛ばす能力は、バットスピードや筋力と関係ないだろうか。そろそろ話を前に進めたいところだが、これも「細身や小柄な2番打者でもHRを打つパンチ力がある」と言えるだろう。

しかし、実際の野球では、HRを期待される3・4・5番打者やプロ野球の助っ人外国籍選手は、大きな体格と筋肉、筋力(パワー)が特徴的である。一方、1番打者は俊足好打が特徴的で、野球というスポーツの中で、何となくこれが主流のようなものがある。
もちろん2番にHR打者をおくようなアイデア(戦略)もあって面白い。

今回は、前編と後編に分け「野球のパフォーマンスとフィジカル」をテーマに話をしていく。前編では選手の体格や筋力トレーニングがパフォーマンスにどう影響していくのか?について解説したい。

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榎木 泰介(大阪教育大学)