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プロ野球

【オリンピック野球】アメリカ代表と注目選手を紹介!メジャーで8年連続2桁本塁打を記録したフレイジャーに注目!



目次
アメリカってどんなチーム??
注目選手を紹介!
6度目のメダル獲得なるか??

メジャー29球団の所在地であり野球大国のアメリカ。そんなアメリカ代表には、日本プロ野球からもニック・マルティネス(ソフトバンク)、スコット・マクガフ(ヤクルト)、タイラー・オースティン(DeNA)らが選出された。今回はアメリカはどんなチームなのか、どんな選手がいるのかを紹介していく。初戦は7月30日(対イスラエル)だ。

アメリカってどんなチーム??

今までの国際大会での戦績は?

アメリカは、オリンピックで野球が正式種目であった過去7大会全てに出場している。そのうち5大会でメダルを獲得しており、特に1988年のソウル大会、2000年のシドニー大会では金メダルを獲得。他の国際大会でも、2017年のWBCで優勝、2015年のプレミア12で2位と好成績を収めている。今回も優勝候補といえるだろう。

日本との対戦歴は?

日本とアメリカの近年の対戦は以下のようになっている(表)。2009年のWBCや、2015年のプレミア12では日本が大勝しているものの、あまり相性がいいとはいえない。2008年の北京オリンピックでも、日本はアメリカに敗れメダルを逃した。今回のオリンピックで対戦を見ることができるのか楽しみだ。

表 主要な国際大会での韓国と日本の対戦歴(直近5試合)

注目選手を紹介!

エドウィン・ジャクソンJr.(投手)

エドウィン・ジャクソンJr.は、2003年から2019年にかけてメジャー最多記録である14球団でプレーした投手だ。メジャー通算412試合に登板経験のあるベテランがどのような投球を見せてくれるのか注目だ。

エドウィン・ジャクソンJr.(Edwin Jackson, Jr.)

1983年9月9日生まれ(37歳)、右投右打
ドジャース・レイズ・ホワイトソックス・タイガースなど14球団(2003ー2019)
【メジャー通算】412試合(先発では318試合) 107勝133敗 1セーブ 5ホールド 防御率4.78
【受賞歴など】MLBオールスターゲーム選出(2009)

Edwin Jackson suits up for his 14th MLB team

トッド・フレイジャー(内野手)

トッド・フレイジャーは、2011年から2021年5月までメジャーでプレーしていた内野手だ。現在はアメリカの独立リーグであるフロンティアリーグのチームに所属し、オリンピックに向けて備えてきた。2012年から2019年にかけて8年連続で2桁本塁打を放つなど、実績は十分。また、内野手ながらメジャーで投手として登板し、1イニングを三者凡退に抑えたこともある。若い選手にとっては、経験豊富な選手がいることは大きな心の支えにもなるかもしれない。

トッド・フレイジャー(Todd Brian Frazier)

1986年2月12日生まれ(35歳)、右投右打
レッズ(2011ー2015)ーホワイトソックス(2016ー2017)ーヤンキース(2017)ーメッツ(2018ー2019)ーレンジャーズ(2020)ーメッツ(2020)ーパイレーツ(2021)
【メジャー通算】 1244試合 打率.241 218本塁打 640打点
【受賞歴など】MLBオールスターゲーム選出(2014・2015)、ハート&ハッスル賞(2016)

Mets' Todd Frazier's EPIC inning pitching (Knuckeballs, 50 MPH pitches, goes 1-2-3 with a K!)

パトリック・キブルハン(外野手)

パトリック・キブルハンも、今年の5月までメジャーでプレーしていた選手だ。5月中旬にマイナー落ちしてしまったが、マイナーで17本塁打を放つなどの成績を残している。日本プロ野球の球団から、助っ人外国人候補として名前が挙がったこともあるスラッガーが、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。

パトリック・キブルハン(Patrick Kivlehan)

1989年12月22日生まれ(31歳)、右投右打
レッズ(2016)ーパドレス(2016ー2017)ーダイヤモンドバックス(2018)ーパドレス(2021)
【メジャー通算】137試合 打率.208 10本塁打 30打点
【マイナー通算】849試合 打率.280 152本塁打 572打点

ARI@SD: Kivlehan crushes his first Major League homer

トリストン・カサス(内野手)

トリストン・カサスは、2018年のMLBドラフト1巡目(全体26位)でボストン・レッドソックスと契約した21歳の内野手だ。まだメジャー出場経験はないものの、マイナーリーグで活躍を見せている。2021年のMLBプロスペクトランキング(若手有望株選手ランキング)では、全体30位となっており、将来のメジャースーパースター候補だ。
※MLBプロスペクトランキング2021
参考:Prospect Rankings2021

トリストン・カサス(Triston Casas)

2000年1月15日生まれ(21歳)、右投左打
レッドソックス傘下(2018ー)
【マイナー通算】168試合 打率.259 26本塁打 111打点

6度目のメダル獲得なるか??

ここまで、オリンピックアメリカ代表の選手についてみてきた。現役メジャーリーガーはいないものの、元メジャーリーガーやメジャー傘下で活躍する若手も多く選出されている。日本とはオープニングラウンドではグループが違うが、ノックアウトステージで対戦する可能性は十分にある。強敵アメリカとの対戦が楽しみだ。

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Baseball Geeks編集部