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プロ野球

【2020年】新外国人投手を徹底解剖!データでみる速球1位は!?



目次
球速ナンバーワンは平均157キロの巨人ビエイラ!
球質でタイプ診断!ボール変化量でみる各投手の特徴とは?
今年活躍する外国人投手はどのようなタイプか?

2020年シーズンは開幕が延期となり、CS中止の可能性が高まっている。開幕当初から1試合1試合の勝敗が非常に重要となる中、巨人・山口、西武・秋山と昨シーズン優勝チームの主力両選手がメジャー移籍。早くも混戦模様が予想されている。
そのなかで、新外国人投手の活躍は大きなポイントとなるであろう。

今回は、昨シーズンのメジャーリーグのデータから、新外国人投手の速球を分析し、どんな特徴の投手なのかを探っていきたい。

球速ナンバーワンは平均157キロの巨人ビエイラ!

まずは、4シームの球速ランキングを見てみたい(表)。平均球速1位は巨人・ビエイラで、156.9キロと非常に高速であった。投球割合も66%と高く、真っ直ぐ押していくスタイルであるといえる。制球難との評もあったが、安定してこの球速のボールを投球できれば打ち崩すのは簡単ではないだろう。

表 新外国人投手の2019年4シーム平均球速ランキング。最速はビエイラ(巨人)の156.9キロ
順位名前
(チーム)
平均球速
(km/h)
投球割合
(%)
投球腕
1ビエイラ
(巨人)
156.965.7
2シャギワ*
(楽天)
154.832
3ギャレット
(西武)
15464.3
4スコット*
(広島)
151.949.2
5ジャクソン
(ロッテ)
151.941.7
6イノーア
(ヤクルト)
150.431.1
7エドワーズ
(阪神)
150.351
8DJジョンソン
(広島)
150.163
9バーヘイゲン*
(日本ハム)
149.640
10ムーア
(ソフトバンク)
149.555.6
11クック
(ヤクルト)
14948.1

2019年シーズンにメジャー登板経験のある新外国人投手のデータを分析。
*投球割合の多い2シームのデータを分析

楽天・シャギワや西武・ギャレットも平均155キロ前後の球速を記録しており、今シーズンの新外国人は例年にも増して球速の速い投手が多いことがわかる。

また、今シーズンは2シームの投球割合が多い投手もいる。楽天・シャギワ、広島・スコットは150キロ以上の2シームを投球の軸としている。高速にボールが動くタイプで、打たせて取るような投手にも注目したい。

球質でタイプ診断!ボール変化量でみる各投手の特徴とは?

続いて、それぞれの投手の4シームの「球質」を見ていこう(図)。今回は、トラックマンで取得できる「ボール変化量」という指標を使って球質を分析していく。これはこれまで主観的だった球質を「○○cmシュートした」のよう客観的に表現できる指標だ。投球割合の多い4シームまたは2シームの2019年データをメジャー平均とともにまとめた(図)。

図 新外国人投手4シームまたは2シームのボール変化量。ホップ成分の大きな投手はフライが増えやすく、小さな投手はゴロが増えやすい(左投手は反転)

まず特徴として、特異的にホップ成分が大きい投手はいなかった。
そのなかでもホップ成分が最も高かったのは西武・ギャレットであった。球速も速く、ホップ系速球に加え高速の変化球や決め球も持っていることから、西武の中継ぎ陣を支える存在として期待できるだろう。

また、2シームを投球の中心としている選手も多い。楽天・シャギワ、日本ハム・バーヘイゲン、ヤクルト・イノーアらは平均と比較しても10cmから20cmほどボールが沈む速球を武器にしている。昨シーズンの西武・ニールの活躍により、ボールが小さく動かすような投手にスポットが当たっているのかもしれない。ゴロを量産して勝ち星を重ねる投手が出てくると非常に面白い存在かもしれない。

今年活躍する外国人投手はどのようなタイプか?

18年は日ハム・マルティネス、ロッテ・ボルシンガーらボールを動かす外国人投手、19年は中日・ロメロ、阪神・ジョンソンのようにホップ系の外国人投手が活躍した。今年は様々なタイプがいるなかでどのような投手が活躍するのか注目していきたい。

Baseball Geeks 編集部